LCC中国西部航空が「スマートな乗客にサービス」キャンペーンを

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中国西部航空(West Air)

重慶に本拠地を置き、中国西南部に特に強い路線を持つ航空会社
西武航空の「痩せている人は荷物預け入れ無料」キャンペーンが論議巻き起こしている
同社が打ち出したのは、「成人男性なら体重60kg以下、成人女性なら45kg以下で預け入れ荷物10kgまで無料」という期間限定企画だ
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預け入れ荷物10kg分無料

無料になる荷物10kg枠は、ネット予約なら50元。現地支払なら80元とのことで、「地方民宿一泊分くらい」と理解すれば大きく間違いではない
中国西部航空は2013年にLCCに転換し、アジア航空界の最後の砦のひとつである中国で、待望のLCCブームの火付け役になった会社
今回のキャンペーン実施の狙いも運賃の値下げ。バンドルサービスがなくなったことで、チケット料金がこれまでより20%安くなる」
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持ち込み荷物は重量に応じて料金がかかるのだから、確かに「重さ」に目をつけるのは妥当といえば、妥当


旅客機の「あの人とこの人とで運賃が違うのはおかしい」論争

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どう考えても腑に落ちない
現代の航空会社の収益を考える時、シートサイズはますます注目されてきている。座席は年々小さくなるものの、人々は平均すると太ってきている
ノルウェーの経済学者の説「太った乗客には追加料金を」も波紋を広げた。機体の重量が1キロ減るごとに3000ドル(約28万円)相当の燃料が節約できると試算
航空機や路線によるでしょうが、北極圏迂回で偏西風向かい風ジャンボ機とかなら十分ありうる
仏エールフランスも「体重が多い乗客」に対し、25%の割引料金でエコノミー席の2席目を購入するよう求めている
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2席分が1.75倍の価格で買えるなら安いじゃない。そうしてそうして
しかし米国で体重154キロの男性が、米サウスウエスト航空に搭乗した際に「降りてもらうこともある」と告げられたとし、この待遇は差別に当たると主張
一方で、老夫婦と巨体の女が3席に座らされ、長時間のフライト中、巨体女の脂肪が老女の足の神経を圧迫して後遺症が出たと訴訟になったことも…
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自分と同じ搭乗カウンターにこんなお姉さん方が並んでいたら戦慄する
「Pay-by-weight(重量制料金)」として、最初から「手荷物本人込み込みでの航空運賃」をその場で決める会社も登場した
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争いのない、優しい世界


それでも「45kg」のラインは刺激的

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体重45kg以下

中国西南部の華奢な民族ならではのデッドライン
取材したある女性は、身長169cm体重55kg…実に理想的なスタイルだが、それでもこのキャンペーンでは「対象外」
ネットでは「男性の方が15kgも規制が緩いのは差別」「デブは飛行機に乗るなということか」との声も上がった
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「太ってたら割増」ではなく、「痩せてるから割引」にしたのが、上手だと思うけど…
この論争が上がった事自体が、"サービスの差別化"成功とする見方もある。西部航空担当者は「コメントや提案があれば、是非当社までお知らせください」としています